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光文社新書「美術の力」(宮下規久朗著)

副題に「表現の原点を辿る」とありますが、その原点とはこの本の中では主に宗教的なものを指しています。
この本で高島野十郎(1890-1975)という画家のことを初めて知りました。福岡県立美術館に彼の作品が多く展示されているようなので、いつか休みに、日帰りででも彼の作品を観に行きたいです。
また、長崎の殉教者たち(1597年豊臣秀吉の命で26名のキリスト教者たちが処刑された事件)を描いたフランスやイタリアの画家たちの作品がヨーロッパで作られたこと、アール・ブリュットに関する著者の考えなどもおもしろく読ませてもらいました。
ぼくのような素人にも美術に関して飽きずに読ませてくれることに感謝しています。

光文社新書「美術の力」(宮下規久朗著)

副題に「表現の原点を辿る」とありますが、その原点とはこの本の中では主に宗教的なものを指しています。
この本で高島野十郎(1890-1975)という画家のことを初めて知りました。福岡県立美術館に彼の作品が多く展示されているようなので、いつか休みに、日帰りででも彼の作品を観に行きたいです。
また、長崎の殉教者たち(1597年豊臣秀吉の命で26名のキリスト教者たちが処刑された事件)を描いたフランスやイタリアの画家たちの作品がヨーロッパで作られたこと、アール・ブリュットに関する著者の考えなどもおもしろく読ませてもらいました。
ぼくのような素人にも美術に関して飽きずに読ませてくれることに感謝しています。

イスラムの性弱説

JALの機内誌(4月号)に、作家浅田次郎のスペイン訪問記がでている。グラナダのアルハンブラ宮殿、コマレス宮の中庭の池のほとりで考えたこと。
「キリスト教的な性悪説、仏教的な性善説と異なり、イスラムは人間の性弱説を唱えるという。もともと気候風土の厳しい地域に育まれた文化であるから、自然に対する人間の弱さを知っており、おのれの存在を謙虚に戒め続けるらしい。」
人間の弱さは自然に対してだけ?さまざまな欲望や誘惑への弱さは?
性悪説や性善説とは異なるとらえ方。自分にそのまま当てはまる言葉。

Little Glee Monster を海外で聴く

先週半ばにはソウル(1泊)、先週末からは香港(1泊)、ベトナムのダナン(2泊)と気忙しい移動を続けていました。用事で行くのでなければ、こんな移動の仕方なんてしたくもないです。ダナンからは今朝、早朝に羽田着のフライトで帰国しましたが、半日はどうも調子がよくなくって、年も年だから、あまり朝帰りするようなフライトには乗りたくありませんね。

ソウルのホテルにはなかったのですが、香港のホテルにはwi-fiのミニ・スピーカーがあって、iPodでYouTubeから日本の音楽を聴いていました。ヘッドフォンでもいいのですが、スピーカーを通して音楽を聴くのが好き。自宅の部屋でも、KefのWi-Fiスピーカーで音楽を聴いています。最近のお気に入りはLittle Glee Monster。今日は、山本彩を「発見」!

YouTubeで気に入った歌を検索して、いろいろな歌手のカバーを聴いています。山本彩はドリカムの「何度でも」のカバーを歌っていて、アイドル歌手だそうですが(なにせほんの数時間前まで名前さえ聞いたことなかったからね!)、結構気に入りました。
こんな感じで聞いたことがある歌手が広がっていくのって、「ハイパーリンク」っぽくって、いいなと思っています。

さまざまなアーティストが歌う「たしかなこと」

辛島美登里さんが昨年出したアルバムのなかに、小田和正の「たしかなこと」という歌がはいっています。彼女が取り上げているほかのアーティストの曲には、中島みゆきの「糸」という曲もあり、どちらも初めて知った曲ですが、とても気に入っています。小田和正の歌う「たしかなこと」も聞いてみたくて、彼のアルバムを買いましたが、彼の歌う「たしかなこと」もいいなと思っています。
さらに、Little Glee Monsterという、これまた初めて知った女性ボーカルグループですが、「たしかなこと」を歌っているのを知りました。グループのボーカルの一人、芹奈がソロで歌っていて、それはYouTubeにもでています。歌い方はちょっと危ういところがあるのですが、これはこれでいい感じになっています。Little Glee Monsterって、若い人たちがファンだろうからコンサート行くと場違いなことになりそうだけど、一度行ってみたい。その前に、blue-ray ででている武道館でのライブをみてみようっと。

現政権に同意する(数少ない)政策のひとつ

ぼくはそもそもそれほど政治的意識の高い人間でもなく、だれが政権を握っていてもケチをつけるばかりの人間で、現政権の仕事の進め方や目指す方向にはあまり感心しないことが多いのですが、首都圏にこれ以上大学生を呼び込むことを制限しようとする政策には賛成です。東京は4年間の大学生活を送るにはあまりにも刺激が多すぎるように思いますし、生活費等も高すぎるのではないかと思っています。
自分自身がいまもう一度大学生をやることができれば、東京の学校にはいかないです。仕事で全国各地を訪問する機会に恵まれましたが、京都、金沢、仙台、札幌、長野あたりがいいなと思っています。大都市圏だったら、名古屋かな。身近に豊かな自然が多いことは絶対条件の一つ。
東京に出てきたのは、大学進学が理由で、こちらでの生活は40年ほどになろうとしています。確かに仕事をやっていくには東京はある意味最高の場所です(日本国内で)。

こんなことを急に書いているのは、日経新聞のコラム「春秋」に、走り出したら止まらないのが日本の政治と役所の問題だという例として、東京一極集中に歯止めをかけようとして、23区内の大学の定員増を抑えようとする政策があげられていました。この政策は、「乱暴な施策」で、「都市部の大学をいじめる」もので、その結果、「みんな横並びになりかねない」というのです。
ちょっと感情的になっていませんか?と言いたくなったのですが、どうして23区内の定員増を抑えようとすることが、横並びになるのか?それに横並びになる「みんな」って、誰のこと?

この筆者がこのコラムで書かれているように、「官による統制」にはぼくも大反対なのです。
でも、日本の東京一極集中、東大を頂点とする大学のヒエラルキーに対する信仰は、相当な荒治療をしないと変わらないのではないでしょうか。そのくらいこのふたつは、明治以来日本人を洗脳していきましたから。
自分のライフスタイルに「逆参勤交代」を取り入れたいと思っていますので、できれば一年のうち半分くらいは東京以外で時間を過ごしたいです(まだなかなかできそうもありませんが)。毛沢東が行って大混乱を起こした「文化大革命」。こんなことを書くとなにバカ言ってるのと非難されそうですが、「文化小革命」くらいやらないと、地方創生はなかなか進まないように思います。

冬が来たなら

「冬が来たなら春はそう遠くないよ」というけど、ようやく春を感じることができる陽気になってきた。今年の冬は早くから寒さが厳しくって、いつもよりも長い冬だったように思う。全国的にそんな感じを持った人が多いようで、昨年12月に札幌で知人と食事をしたとき、「今年は普段よりも一か月ほど早く寒さがやってきたように思う」と彼が言っていたことを覚えているし、先月高知に帰省した時には、おばが同じようなことを言っていた。
ようやく春は確かにやってくるよということを予感させてくれるような気温になったことを心からウェルカム。

わが家のパディングトン

この前、映画「パディングトン2」を観に行きました。実は2回も。パディングトンはずっとファン。ナチスの魔の手から逃れるために、チェコからロンドンに逃れて来たユダヤ系の子供たちの話がヒントになって原作が書かれたということを知ってからは、ますますファンになっています。

今週は名古屋に行く用事があり、ちょっと足を伸ばして、岐阜の大垣に長年お世話になっているお取引先を訪問しました。大垣の企業の一つ、大垣共立銀行が使っているキャラクターがパディングトン。同行のホームページをみると、パディングトンとのお付き合いは、20年ほどのようですからかなりの長さになります。(→大垣共立銀行のパディングトンタイムズ
大垣駅にはこんな看板もありました。

大垣駅のパディングトン

映画のパディングトンは目がパッチリと丸く、とてもキュートなクマで、原作のクマよりもスマートな感じになっています。最初映画を見たときにはちょっと違和感がありましたが、いまでは映画のパディングトンにすっかり慣れてしまって、ファンになっています。

わが家のクウ太郎くんもちょっとパディングトンに見えるときがあります。パディングトンと一緒に暮らすことはできませんが、クウ太郎くんと一緒にいられることでとてもハッピーです。

「近代日本150年」(山本義隆著、岩波新書)

最近読んだ本で一番面白かった明治維新以降の日本史の本。「科学技術総力戦体制の破綻」というのが副題。国家主導の科学技術振興政策を続け、戦争を行なっていない時でさえも、国民総動員的な体勢で富国強兵に努めてきた日本の科学技術体制の限界が、大東亜戦争での敗北、さらには福島原発の事故によって露わにされるプロセスをたどっている。

日本に関係ないところで、以下のような記述がとても面白かった。
「18世紀後半から19世紀初めにかけてのイギリス産業革命の過程で、蒸気機関の発展による動力革命と紡績産業の機械化が達成されるが、その過程にオクスフォードとケンブリッジは何の寄与もしていない。」(27ページ)
「彼ら(発明家たち)が発明に熱中したのは、学問的関心からではなく、基本的には職人気質とでも言うべき、物づくりにたいする本能的な熱意に突き動かされたものであり、そして同時に、すでにこの時代には発明の成功が富に結びつく可能性を特許制度が保証していたからに他ならない。そして競合するいくつもの新技術のうちでどれが優れているかは、市場によって判定された」(29ページ)
これを読んですぐに思い浮かんだのは、スティーブ・ジョブスであり、ジェームス・ダイソン。そしてなかなかうまく行かない政府の産業政策。

2度目のロンドンBett

大雪になった先週月曜日(1月22日)夜、羽田からドバイ経由でロンドンに飛びました。ドバイ経由でというのは、ちょっと理由があってエミレーツで飛ぶことにしたから。初めてのエミレーツ、初めてのドバイ。ただ、羽田からの離陸が雪のため1時間ほど遅れたので、ドバイでのトランジットは大急ぎ!羽田・ヒースローの直行便と比べると6時間以上は時間がかかったのではないかと思います。
昨年に次いで2度目のBett(教育市場をターゲットにしたICT分野の欧州でも有数の展示会)を見るためのロンドン訪問でした。
昨年、Micro:BitのことはこのBettで知りましたが、今年も彼らは出展していて、大勢の立ち寄りが見られました。
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ロンドンでの宿泊は3泊の滞在なので、あまり余裕がなかったのが残念。
でも、こいつ(↓)がいる間は海外出張もできるだけ短くするつもり。

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市内では見かけませんでしたが、ヒースロー空港内では、この人にも会いました。
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第二弾の映画はまだ観ていませんがきっと観に行きます。

3度目の胃カメラ

1度目は25年ほど前、2度目は2年前、そして今日で3度目の胃カメラ。2年前、ピロリ菌退治をしたこともあり、まあまあの状態になっていました。(と、先生に言われました)
社員の人たちにも、レントゲンではなく、胃カメラを薦めています。

胃カメラ

東京新聞に甲斐犬登場!

甲斐犬(2018年1月7日東京新聞)
これは2018年1月7日日曜版の「日本のイヌ」特集から
甲斐犬の子犬の可愛いこと!シュタイフの人形みたい。いつかシュタイフにお願いして特別に甲斐犬のぬいぐるみをリクエストしたい!

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これは2018年1月9日2面総合ページから。甲斐犬と改憲?水と油!

宿毛湾

湾先週末、母に会いに高知に帰省。泊まった宿の部屋からはこんな景色が見られます。三陸地方や伊勢志摩と同じように湾はリアス式。沖合には、沖ノ島という離島があります。まだ一度も行ったことがありませんので、春になれば行ってみようと思います。日本の地方はどこもきれい。地方の自然は変わることなく季節を繰り返していくけど、人の世界は老いていくばかり。今日はオフィスに高知放送の東京支社の人たちが新年の挨拶に来てくれました。この一年で高知との関わりが急激に増えました。

新年おめでとうございます。

新しい年になりました。
元旦は見晴らしのいいところに登って初日の出を拝みました。
「陽はまた昇る」といいますが、確かに太陽は力強く登っていくものだなあと思いました。昨年末から作家・山崎豊子さんの作品に熱中しています。「不毛地帯」に続いて、「沈まぬ太陽」を読んでいます。「不毛地帯」同様、文庫本で全5巻の長さですが、とても読みやすく、エンターテイメント性も高い小説なので、愉しみながら読むことができます。
「沈まぬ太陽」もいいのですが、個人も会社も、もっといえば国だって「浮き沈み」はあるもので、大切なことは一度沈んだとしても、そのまま沈没してしまわないことではないかと思います。そういう意味では、「陽はまた昇る」というタイトルの方が好き。
日が昇り始める前から外の景色は暗闇からかなり明るくなっています。東の山際にちょこっと頭を出してきた太陽は力強く昇り、全身を見せてくれます。その間、ほんの数分でした。
クルマで例えると、しっかりしたトルクを持ち、急な坂道を着実に登っていくような力強さを感じさせてくれました。
2018年もきっと色々なことがあると思います。これまでだってそうだったように。たとえ沈んだとしても再び登っていく強さは持っていたいなと思った初日の出でした。
2018年初日の出

忠犬たちの像

12月25日の朝日新聞夕刊一面に、犬ファンには嬉しい記事が出ていました。全国各地にある犬の像の紹介。この記事に出ている像の写真で実際に見たことがあるのは、3体。
「おかげ犬」(三重県伊勢市)、甲斐犬(東京都千代田区)、そして羽犬(福岡県筑後市)。僕が大好きな「甲斐犬」は麹町にあってもう長年親しんでいる像。山梨出身のビルオーナーが東京に出てきてからの成功に関して故郷から一緒にきた甲斐犬に感謝の気持ちを表したもの。「おかげ犬」の像はこの前初めて伊勢神宮に行った時に見たもので、作者はせんとくんで有名な籔内佐斗司。
この記事によると「全国の犬像をめぐる-忠犬物語45話」という本も出ているようですので、これは早速買ってみます。

犬の像(朝日新聞記事)

クウ太郎の脱走事件

今年は例年以上に多くのことが起きたいへんな一年だったのに、年末にあわや大事故!ということが起き、今週はヒヤヒヤしてしまいました。
早朝の散歩の後、まだ暗い中、黒毛のクウ太郎くんが忽然と家から消えてしまった。後になって考えてみると、家人がゴミ出しのために玄関を開け、家の門を出た時にスルリとクウ太郎くんは脱走したに違いないのですが、日の出前の暗さの中、黒毛のクウ太郎に気づかなかったとしか、考えられません。

警察や動物保護センターに連絡、ただどうしても出席しないといけないセミナーがあったので8時には出勤。
9時半くらいに警察から「それらしい犬が〇〇3丁目あたりにいるそうなので来てください」と連絡があり、セミナーを途中退席して現場に駆けつけたのが10時10分前後。現場に着くと、クウ太郎が二人の警官に「見張られ」ながら、神妙な顔つきでポツンとお座りをしていました。連絡を受けてからの30分ほど、ずっとその状況にあったのかどうか、こちらも動転しているので聞き忘れてしまいましたが、警察の人たちの話では、捕獲しようとすると脅かすように唸るということで、ずっと見張っていたということでした。
クルマに積んでおいたケージをおろし、クウ太郎の名前を呼びながら近づいていくと、静かに自分からケージの中に入っていきました。
クウ太郎が見つかった場所は家から約1キロほど離れた場所で、トラックも行き来する大きな道のそばだったので、事故にならなくて本当にラッキーでした。
この脱走事件の日は一日中なんとなく静かだったのですが、翌日からはいつものように騒ぎまわる「ワガママ犬」に返っています。
クウ太郎は今年11月の誕生日で14歳。犬としては完全にシニア犬なのですが、身体だけは元気いっぱい。ただ、今回、自分では家に帰ることができなかったのは、方向感覚がなくなってしまっているのか、ある種の「認知症」になっているのかも。
どちらにしろ、大事にならなくて、神様仏様、ありがとうございます。蛇足ですが今日は助けてもらったお巡りさんにお礼に行きました。
クウ太郎


クリスマスパーティ

先週金曜日には、恒例のクリスマスパーティ。丸の内の某イタリアレストランを借り切って行いました。社員を対象としたイベントは年に一度なのでちょっとだけ贅沢をして行なっています。(お取引先を招いてのイベントは頻繁に行なっていますが)みなさん、ごくろうさまでした。とはいえ、来週も、再来週も、28日までは営業しています。

初めての伊勢参り

先日、初めての伊勢参りを体験しました。週末だったこともあり、人出の多さに驚きました。噂に聞いていたおかげ横丁と赤福の存在にも感心。
東京からの移動時間を考えると、これが最初で最期のお伊勢参りになるかもしれませんが、これで出雲大社についで伊勢神宮(外宮、内宮)も拝観することができました。別の意味で感心したのは、明治神宮の大きさです。明治神宮が東京のど真ん中にあり、あれだけの大きさと存在感があることに、ゼロから明治神宮の杜を作った当時の政府の明治天皇への崇拝の深さと大きさに感心します。

石先生、頑張って!

NHKラジオの番組で、末期のすい臓がんを宣告されている石先生(一橋大学名誉教授)がどのような姿勢と考えでがんに向かってきたのかをお話されていて、聴き入ってしまった。石先生は僕が一橋大学の学生だった頃(1980年代前半)から、経済学部の看板教授のお一人で、法学部だった僕は先生の授業を取る事はなかったけど、在学中にも、明るくてお元気なお声をお聞きした事はあった。
先生のお話で感心したことは三つ。79歳で末期がんを宣告されて、もちろん、ショックだったけども、もう現役に帰ることもなく、やるべき事はやりきったと思っていた。二つ目は、それまでに体を鍛えていたので体力の「貯金」があったことで、抗がん剤とどうにか付き合ってこられたこと。そして三つ目は、がんを宣告されても家に閉じこもっているのではなく、外に出て、体を動かし、人との付き合いも続けているということ。

長生きすることができたなら、多くの人は、がんになったり、認知症になったりするわけで、もし僕自身も幸運にこれからあと20年、30年と長く生きることができたとすると、きっとがんや認知症、もしかしたらその両方(!)になるかもしれないわけで、今からでも準備(特に体力的な「貯金」!)を行っていきたいし、やりたいこと、やるべきことは、全て行ったという「達成感」を得られるような生き方を目指していかないといけない。

さっき、 NHKラジオから流れてくる石先生の声は現役の頃のお声同様に、明るく弾んでいる声だった。石先生、頑張ってください。

Hotel California

今日の鷲田先生の「折々のことば」(朝日新聞朝刊)で紹介してされていたHotel Californiaの歌詞に引っ掛けた黒田ノミックスの揶揄はどんぴしゃりだ。

You can check out any time you like
But you can never leave.

チェックアウトする気があるなら、いつだって、いいよ。
でも、お前はそんなことできっこないだろう。

この頃、黒田さんの発言に変化が見られるという話だから、これまではその気もないと思われていたけど、チェックアウトする気があることをほのめかし始めたということかな?
でも、本当にHotel Californiaから出ていくことができるのか?

『消えたヤルタ密約緊急電』(岡部伸著)

この前から『不毛地帯』(山崎豊子著)を読みはじめています。新潮文庫で全5巻の長編ですが、著者の取材力と構想力、週刊誌に連載されていた読みやすさもあり、読み進めています。『不毛地帯』は、この物語のモデルになったと言われている瀬島龍三に関心があって読んでいるのですが、その瀬島が影の主人公の一人になっている話が産経新聞の記者である岡部さんが書かれたノンフィクションが『消えたヤルタ密約緊急電』。

副題(「情報士官・小野寺誠の孤独な戦い」)にあるように、情報士官だった小野寺信が掴んだヤルタ密約に関する情報を、時の権力の中枢にあった大本営参謀部本部作戦課(その中心人物が瀬島龍三)が握りつぶしたという話。希望的観測に基づいて自分に都合の悪い情報は聞かないで済まそうとするエリート達の多いことか。

また、著者の以下のような指摘は、現在には当てはまらないのだろうか?
「それにしても、強硬派の軍人を抑えて終戦を実現させた宰相として評価が高い鈴木首相だが、ソ連と指導者スターリンに対する甘い認識には驚愕するばかりだ。国家の指導者が、強国ソ連にすがって終戦の端緒をつかもうとして、「スターリンは西郷隆盛に似たところがあり、悪くはしないような感じがする」と見当違いの幻想を抱いていたとしたら、これほど悲しく滑稽感の漂う着想はないだろう。独ソ不可侵条約が締結され、「欧州情勢は複雑怪奇なり」と内閣総辞職した平沼騏一郎以来、日本の指導者の国際感覚の欠如は、目を覆うばかりである」(402ページ)
またこんな指摘もある。
「早くから戦後を見据えて領土拡張と共産主義のアジアへの浸透の戦略を立てていたソ連の強かさに比べ、客観情勢を無視してご都合主義で暴走した日本外交がいかに視野狭窄であったか」(426ページ) 恥も外聞も無いスタンスでトランプにのめり込む今の政権は視野狭窄になっていないのだろうか?

著者のあとがきによると、勤務先の産経新聞から出版しようと申し入れたのだけど、具体化せず、結局新潮選書として出すことになったとあります。著者は、不都合な事実は握りつぶした参謀本部の動きは、今の時代の原発村の権力者たちの行動にも見られるという指摘をしています。そんな指摘が権力者に近い産経新聞のトップの人たちには受け入れ難かったのだとすると、産経新聞も同じ穴のなんとかということになり、残念な話だと思いました。

5年ぶりのハーバード・ビジネススクール

今年は家族に不幸があったこともあり、この半年ほど海外には出かけることはありませんでした。
久しぶりの海外、久しぶりのアメリカはボストンでした。ビジネススクール卒業30周年のリユニオンに参加するため、10月12日から15日までボストンに行きました。
前回25周年のリユニオンであった同級生もいれば、卒業後30年ぶりに初めて再会した同級生も。
ビジネススクールに行くことができたことにはとても感謝しています。チャンスを与えてくれた関係者の方々、応援してくれた友人や当時の勤め先の皆さん、喜んでくれた父や母。
卒業35周年、40周年、45周年、そして50周年にも来られるように、健康を維持しながら仕事や生きることに励んで行きたいです。

HBS卒業30周年リユニオン


ポール・ストゥーキーの名曲

ピーター・ポール&マリーのポール・ストゥーキーがピーターのために作った There Is Love という歌があります。30年前に知って以来、大好きな歌の一つになっています。久しぶりにYou Tubeで繰り返し聴いたのですが、いつ聴いても感動します。ライブオリジナル録音の二つがアップされていて、どちらも素晴らしい。
ポールは、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのために、Song for Megumi という歌も作っています。

チベットへの想い

社会人類学の中根千枝先生のインタビュー記事が面白かった(朝日新聞朝刊で9回にわたって連載された)。最終回では以下のようなお話が。
「標高3千メートルもあって、気候も厳しい。よくここで人間が生き、文明が生み出されたものだ、と感じました。チベットは弱い人をかばう社会でした。人口を維持することが難しい環境だからでしょう。日本はその点、放っておいても人口が増えたから、弱いものをいじめるわね。」
このインタビュー記事では幾度となく先生が若い学究生だった頃からのチベットへの熱い想いが語られていて、その情熱に感心した。2年前、88歳の時には、いいアイデアが浮かんで十時間ぶっ通しで論文を書き、首を痛めた、というお話もあった。「論文が書けなくなったら終わり」だとも。
日本は今人口減少社会になり、将来への悲観的な見方ばかりだけど、先生がおっしゃる通り、もっと人を大切にする社会になるのであれば、決して悪いことではないとも思う。今であればいわゆるブラック企業だし、かつては戦争で兵隊たちの命がどれだけ粗末に扱われることがあったのかということだし、一部に言われるほど日本は人を大切にしてきた国家だとは思わない。
ただ、一つ付け加えるとすれば、チベットのように中国に支配される国に、日本がなることは望まない。それこそ、人が溢れるほどいて、人の権利を大切にしているとは到底見えない国に支配されたあかつきには、これまで以上に日本人が大切にされるとは想像できないからね。

映画「おクジラさま」(ふたつの正義の物語)

オデッセイコミュニケーションズは、映画「おクジラさま」(ふたつの正義の物語)のクラウドファンディングに参加しています。
先週土曜日から渋谷ユーロスペースでの上映が始まっています。ぼくはまだ映画館に足を運んでいませんが、必ず行きます。
映画公式サイト