「4月になれば彼女は」

そんなタイトルの歌があった。先週あたりから春を通り過ぎて初夏のような気候になってきた。記憶は確かではないけども、東京に出てきた頃、1980年前後は「日本は四季がある国だ」ということばには偽りがなかったような気がする。いまは、長い夏と超短い春と秋、短い冬がある国になってしまった気がする。

4月になれば大国は正気にもどり、やるべきではない戦争からも撤退するということはなかった。日本語では米国だけど、中国語では美国となる。でも、いまのアメリカはぜんぜん美しい国なんかじゃない。
力あるものたちの全能感には呆れてしまう。民主主義はめんどうで、「欠陥商品」かもしれないけども、民主主義のない国はご免だ。ハンガリーのOrbanが選挙で負け、16年いた権力のトップから引きずり降ろされた。ハンガリー人の知人は待ちに待った結果に喜んでいる。

イスラエルも同様だ。いったい、どうなっているのか?!旧約聖書の時代を生きている人たち。旧約聖書にある殺し合いや奪い合いのストーリーを生きている人たち。イスラエルに好感を持っていたという知人も、アンチ・イスラエルになってしまったと言っていた。ガザでの虐殺行為は規模ではホロコーストに劣るのかもしれないけども、残虐さでは同様のものだ。イスラエルを非難する声は世界中で上がっているけども、日本は国民だけでなく、たいはんの政治家たちも「ノンポリ」で哲学や価値観というものを持っていないから、沈黙を守ったままだ。k日本はアメリカとうまくやってお金を稼いでいればそれでいいという国になってしまっている。道義とか、普遍的価値なんてものは棚から降ろして倉庫にしまってしまった国だ。

4月になりつかの間のサクラを愛で、ホッとする。時間はどんどん過ぎていく。

鳥たち_朝の散歩でいつも思うこと

2年前アンナが来てからは朝の散歩が日課になっている。
その日によって散歩のコースをかえることがあるけど、ほぼ毎日家を出てから右をむき、歩いて5分ほどの距離にある公園に向かって歩いていく。6時から7時の間に公園にいくのだけど、鳥たちが公園の草の上にグループで下り立ち朝の食事探しに熱心になっている風景を見かける。鳥といっても、ほとんどは鳩とスズメで、それぞれが別の集団をつくってひたすら土の上に落ちている「なにか」を探して左に右にと小刻みに動き、よくわからない何らかの理由で全員が飛び上がってすこし離れた場所にまた降り立ち食事探しを始める。

鳥たちは一日のうちのどのくらいの時間をごはん探しに使っているのだろうか。
四六時中観察しているわけではないからよくわからないけども、地上に見つけることができた木の実や虫たちのみで生命を維持しているとしたら、買い被りすぎるのかもしれないけども、質素なお食事に思える。われわれ人間とはエライ違いだ。

鳥は恐竜たちの子孫だという話だけど、これはどのくらい確かな説なんだろうか。恐竜たちというと巨大な身体を持ち、さぞかし大食漢だったと想像するのだけど、その恐竜たちの子孫が鳥で、その鳥たちは木の実や地中の虫たちをエサに生命を維持しているのはあまりにも違いすぎないか。

鳥は空を飛べるのがいい。道の上を歩かないといけない人間とはちがって、自由に空間を移動できる。その自由のための隠れた犠牲もあるのだろうけども。

Petro Dollar の行方

アメリカ・イスラエル軍のイラン攻撃がはじまり2週間以上になる。収束の見込みがない。これからいつまで続くのか、誰にも予測がつかない状況になっている。
円は1ドル160円近くを漂い、日米ともに株式相場は原油価格の上げ下げで一喜一憂する毎日だ。
こんな中、日本の総理大臣がアメリカを訪問する。精神的にも不安定な日米の政治家たちの会談が無事に終わること、過大な宿題をアメリカに背負わされないことを祈りたい。

今回のイラン戦争の結末がどのようになるのか?イランは石油代金として中国通貨をはじめとするドル以外の通貨での支払いを受け取るようにしている。これまで原油の支払い通貨として「君臨」してきたペトロ・ダラー制度が今後も続くかどうかが大きな関心事の一つだ。ドルは基軸通貨としていつまで続くのか?サウジアラビアをはじめとする石油産出国はいつまでペトロ・ダラーを支持しつづけるのか?

二月最初のブログが二月最後のブログ!

先月から今月にかけて忙しかった!
先月後半には一週間ほどロンドンに、そして今月はオーストラリア、福岡、そしてバンコク。
この間、アンナは訓練士さんに預けていて、ようやく本日アンナを迎えにいくことができた。

オーストラリアはYPO Edgeに参加。AI、地政学、ライフサイエンス、そしてリーダーシップ。千数百名のYPOメンバーがシドニーに集まり、楽しくもあり、有意義でもあるイベントだった。シドニーの前には、念願のタスマニア島を訪問することもできたのがうれしい。タスマニアデヴィル、ウォンバットなどの「珍獣」たちを見ることができた。
シドニーでは、ひさしぶりにRoger Pulversと再会。かれは82歳になったということで、歩く姿をみると少し背が曲がったかなと思ったが、相変わらずお元気そうだった。
タスマニア3泊、シドニー4泊。はじめてカンタスに乗った。行きは成田から、到着は羽田。

福岡は経済同友会の活動の一環として福岡県立八女高校の授業をサポートする活動の最終回のため訪問。東京から数名のメンバーがいっしょだった。福岡の定宿になっているホテル日航に2泊。

そしてバンコクは2月23日から3泊と帰りのフライトでの機内泊の往復5日。取引先がリードするアジアで関係する会社が参加。日本からはぼく以外4名の社員を派遣。彼ら、彼女たちにとって良い経験になったことを期待したい。今年は海外出張にできるだけ社員を派遣したいと社内でも宣言している。

そして今日、アンナを迎えにいった。ぼくの姿を確認すると大はしゃぎのアンナ。顔から首にかけてアンナ・キスの雨あられだった。
帰りの社内では静かにしていたのは、疲れていたのかな?
これからはアンナのお世話でこちらが疲れる番だ。

イギリス出張から帰国

ここ数年毎年通っているロンドンである教育テックのイベントから帰国。イベントの開催中の三日間毎日会場に足を運ぶ。いくつかのいい出会いもあり、これまで以上に満足した。
ロンドンから30年ぶりにユーロスターに乗りパリ経由で帰国。パリでは特になにをすることもなく、ホテルで休んで空港に向かった。

スタインベック著「アメリカとアメリカ人」

2026年にはいって10日あまり。ことしも、オーディオブック中心で書籍とつき合うことになる。新年最初に読み終えた紙の本が「アメリカとアメリカ人」。スタインベックの「チャーリーとの旅」も好きな本。ひさしぶりに「怒りの葡萄」を読んでみようかな?

トランプ政権の2期目にはいり、この1年でさまざまな変化が起こっている。あるいは起こそうとしている。トランプによる、まさに地球規模での「ちゃぶ台返し」が始まっている。そんなときだから、あらためてアメリカってどんな国だったのかを確認したくって手に取ったのがスタインベックの「アメリカとアメリカ人」。これまでサイマルと平凡社からでていた翻訳だが、昨年末に中公文庫からあらためて出版された。

大学ではアメリカ政治外交史のゼミだったが、思えばこの半世紀、ずっとアメリカとのかかわりの中で生きてきた。きっと死ぬまでそれは続くのだろう。だからあらためてアメリカとはどんな国なのか、考えてみたい。」

2026年は「先勝ち」でいきたいな

年末年始って、曜日がわからなくなる。今回の年末年始も一週間ほどの休みになったので、昨日が土曜日、今日は日曜日だということがわからなくなっている。

土曜日ということだったけども昨日は今年最初の出社。今日もこれからすこしすると会社にでて仕事をする。
昨日は六曜でいうところの「先勝」。六曜にかんしてはあまり気にしたことはない。午前中にやるべきことをやりましょう、午後は落ち着いて静かに時間を過ごしましょう、という程度の理解なんだけど、朝一番で(といっても11時)デパートの開店に遅れること10分ほどで福袋戦線に参加。希望していたチーズ王国の福袋をゲット!夕方にしていたらなにも残っていなかっただろうな。

ということで、今年はてきぱきとやるべきことを片付けていき、「先勝ち」となるようにしたい。
昨日は今年いちばんの水泳とジムで身体を動かすこともできた。年間50回、週一回の平均を目指している。久しぶりのダイエット宣言もしていることだし。

2026年の始まり

2026年がはじまった。
もう一度身体を鍛えなおす一年にしたい。これからあと15年前後は愛犬と散歩できる身体を維持していくことが最重要課題になった。アンナはもうすぐ2歳。これから10年ちかくは元気に走ることができるだろう。こちらがヨボヨボになってしまっては彼女の元気についていけないからね。

身体を鍛えておくことが気力にもつながる。身体を鍛えるといっても過大に厳しいトレーニングや運動はしない。こころがけて身体を動かす、少食をこころがける。
1日50グラム、10日で500グラム。20日で1000グラム=1キロになる。ひと月30日にとして10日間のバッファー期間ができる。一か月1キロを目標として、進みぐあいによってはこのバッファーの10日間が効果的に使えるだろう。

今年はこれまで続けているピアノの練習、水泳の回数をもう少し増やしたい。
66歳。久しぶりに「ゾロ目」のお年頃。次の77歳までアンナといっしょに元気でいたい。

3代目というのかな、カイ、クウ太郎のあと3頭目になる甲斐犬アンナが家にきてくれたのが昨年6月。来年2月には2歳になる。

今年は結構ドッグランに連れて行った。毎回いっしょに走ってくれるワンコに出会うわけではないけど、アンナといっしょになって競って走ってくれたり、「ワンプロ」をやってくれるワンコに会えるとラッキー!朝夕の散歩程度ではアンナの運動不足は否めないからドッグランで走り回ってエネルギーを発散しないと、アンナもストレスが溜まるのだと思う。

数か月前から家を留守にしているときもケージにいれておかないで自由にさせている。まだたまに「いたずら」をするけどもだんだん大人になってきているかな。番犬としても優秀だ。

飼い主の生活は、いましばらくは「アンナ・ファースト」だな。

2025年を振り返る(2)

今年も円安が続いた。数日前に日銀が0.25%の利上げを発表したが円安を続いている。利上げをめぐっては大騒ぎをしているけども、他の主要経済とくらべても日本の実質金利の低さは際立っている。

先日、経団連が主催した経済セミナーで、高市政権の経済ブレーンと言われている3名のエコノミストのプレゼンとパネルディスカッションを聴く機会があった。2時間ほどの時間のなかで為替に関する議論はほとんどされなかった。「責任ある積極財政」がいかに正当なものであるかという話ばかり。ステージ上の3名は所属する組織は違えど、「同じ穴のムジナ」と言っては失礼だが、現政権の経済政策のアドバイザーと言われている人たちだ。

彼らから為替の話がほとんどなかったことはどう理解すればいいのか?彼らは世の中で一定の評価がある人たちであり、経済政策が国内だけで完結しているわけではなく、国際経済の中で日本経済があること、円安がいまの物価高の最大要因のひとつであることをよくわかっている人たちだ。そして現政権にとって物価高対策は優先事項の一つのはずだ。

いまのような状況が続く限り、来年以降も円安は続くだろう。円安が加速し、止められなくなるかもしれない。あるいはヘッジファンドがさらに円安を加速させるような動きを強めることで一ドル200円というような水準にさえ近づくことが来年はあるのかもしれない。

日本経済の停滞はもう30年になろうとしている。これまでさんざん財政政策、金融政策を繰り出してみても、根本的な経済の改善にはつながっていない。日本株が4万円、5万円と上がってきたのは、政府の経済政策のおかげではなく、個別企業の努力であったり、いわゆるコーポレート・ガバナンスや東証の改革の成果によるのではないかと思うのだが、どうだろうか。

アベノミクスからはじまりいまの高市政権の経済政策を好意的に見ている人たちも、海外旅行に行くだろう。海外の物価が日本とは比較にならないほど高く、円が現地通貨に対して悲しいほど弱いことを体験してどう考えるのだろうか。アベノミクスがいまのような円安を招いた原因だとは考えないのだろうか。

ぼくが初めてアメリカの高校に留学した1976年は一ドルあたり290円から300円前後。その次にアメリカに留学した1985年から1987年は240円前後から145円前後と、プラザ合意を経て大きく円高に動いた時期だった。

最高値だったときには一ドル78円前後まで上がった円の価値はいまその半分になった。

来年も引き続き円安がつづくのだろうか。